2024年7月の記事一覧

また逢う日まで~大連市少年使節団③~

短い時間でしたが、子どもたちにとっては二度とできないような、とても貴重な経験となったことはいうまでもありません。このような素晴らしい機会をいただけたことに感謝するばかりです。

明倫小学校の子どもたちも、「今度は私たちが行きたい!」「大連市って、どんな町なんだろう。」「友達ができた!また会いたいな!」と、興味は深まるばかりでした。

未来を生きる子どもたちが、お互いを理解し合い、もっともっとよい関係を築いてくれることを願います!

上の写真は、大連市少年使節団の子どもが書いてプレゼントしてくれたものです。

和訳をすると次のような意味があります。

「雅やかなジャスミン花と香ばしい桜はそれぞれの美しさがある」

★中国には「各自の美を美とし、互いの美を共に美とする」という言葉があります。異なる文明が調和して共存し、共に発展すれば、よりよい未来を作り出すことができるという意味です。日中両国の友情が末永く続き、調和のとれた美を共に創造するという願いも込めている★

このような思いを語ってくれました。

踊りで心をつなぐ~大連市少年使節団②~

お互いに歌や舞踊を披露した後、明倫小学校6年生から、使節団の皆さんへ「ソーラン節」を披露しました。

ソーラン節は、日本の伝統的な踊りであり、明倫小学校児童も毎年運動会で披露しているので馴染みのある踊りです。

この日のために練習を重ねていました。ソーラン節からどんな気持ちが伝わったでしょうか。日本の踊りを気に入ってくれたかな?

踊りを終えると、拍手を頂くことができました。6年生から「僕たちと一緒に踊りませんか?」と問いかけると、「いいね!」と、とっても嬉しそうに答えてくれました!

この後は、場所を移し、小グループに分かれてソーラン節を使節団の皆さんに教えました。

言葉が通じないことなど、何の心配もいりません。身振り手振り、そして、たまに飛び出す簡単な英単語。

「伝えたい!」⇔「応えたい!」という、相互の心が通い合えば、気持ちは伝わるものですね!

大連市少年使節団の皆さんは、あっという間に振付をマスターしていきます!!

これはすごい!!

短い時間でしたが、再び体育館に戻り、「全員で踊りましょう!」という流れに!!

暑さを心配しているのは、大人だけだったかもしれません。

大連の子どもも舞鶴の子どもも、「一緒に踊りたい!」という気持ちが見られました!

2時間前まで、全く知り会えていない子どもたちが、そして、2時間前までソーラン節すら知らない子どもたちが同じ場所で同じ踊りをしている。そして、終わった後の拍手、笑顔。一体感を感じた瞬間であり、踊りってすごいなと感じた瞬間でした。「心がつながる」って、本当に素晴らしい!!

とてもよい時間でした!!

 

言葉の壁を乗り越えて~大連市少年使節団①~

7月29日(月)明倫小学校。遠く離れた中国大連市から使節団の方々が来てくれました!

大連市少年使節団の皆さんです。舞鶴市の小学生を代表して、明倫小学校6年生が歓迎式と交流会を実施しました。

聞きなれない中国語ですが、通訳の方の言葉を聞きながら意味を捉え、立派な挨拶をされていることが伝わりました。

しかし、言葉が分からなくても、表情や姿勢から、気持ちは十分に伝わりました。

交流会では、まず。明倫小学校6年生から歌を2曲披露しました。手拍子も自然と生まれ、歌から歓迎する気持ちが伝わったならうれしいです。

次に、大連市少年使節団の皆さんから、歌と舞踊、習字の披露をしていただきました。美しい歌声でした。日本を代表する花である「桜」をイメージし、「サクラ」の歌に合わせて舞踊と習字を披露してくれました。

 

 

 

夏だ!プールだ!頑張り勉強だ!

普段の学校生活の中で、一人一人に寄り添って学習の支援にあたっているつもりでも、なかなか十分だとは言い切れません。そこで、夏休みを利用して、いつも以上に親身にかかわる中で、学習指導と水泳指導を行いました。通称「がんばり勉強」と「がんばり水泳」。名前の通り、子どもたちは限られた時間、一生懸命頑張って学習に取り組みました。

 

 
西舞鶴高等学校から学習支援ボランティアとしても参加していただき、よい環境で3日間の学習を終えることができました。西舞鶴高等学校の皆さん!ありがとうございました!!

 子どもたちの目標は様々ですが、最終目標は25mを泳ぎ切ること。

今年も、3日間で25mを泳ぎ切ることができた子どもが!!

一生懸命になって目標を達成した際には、必ず素敵な笑顔があふれます!

 

 

ありがとう!1学期!

夏休みの始まりを告げるかのように、蝉が鳴き始めました。日に日に暑さも増し、空を見上げると入道雲。

明日からは夏休み。ここに、1学期の終業式を無事終えることができました。

1学期を振り返り、自分の成長と課題をしっかりと感じながら1学期を締めくくってください!夏休みは、1年間で最も長い長期休暇。子どもたちは、どんなことにも挑戦できます!思い切り遊んで、とことん学んで、一回り大きくなった子どもたちに会える日を楽しみにしています!

明倫小学校のきまりをしっかりと守って、自分の命、友達の命、家族の命、その他にもたくさんの命を大切にしながら安全に過ごしてください。

 

 

分団長かっこいいな!

夏休みを前に分団会を行いました。

毎日の集団登校で気になることや地域で危険な場所はないか等、自分の家の近くに住む分団で振り返りを行いました。毎年のことではありますが、分団会は分団長が前に出て話合いを進めます。

今年度、2回目の分団会でしたが、どの教室を見て回っても、分団長がしっかりと司会をしていて頼もしさを感じました。低学年にも優しく声をかけていました。低学年に優しい高学年が多くいる学校は、必ず温かい学校になります。

前に立って頼もしい姿で話を進める分団長(副分団長)を見て、1年生はきっとこう思っていると思います。「分団長(副分団長)かっこいいいな。私もこんな6年生になりたいな。」

未来の自分へ

全国の子どもたちは、数年前から「キャリアパスポート」というファイルを持っています。これは、キャリア教育の一環で、現在の学びと活動の様子を、児童生徒自身が振り返り、その記録を積み重ねていくことで、自身の変容や成長を自己評価できるものです。このファイルは、小学生から高校まで引き継がれるので、過去の自分を振り返ることができます。

今回は1学期終了という節目に振り返りを書いていました。1学期の自分をしっかりと振り返り、それぞれに成果と課題を書き記していました。このファイル1冊で、過去の自分と未来の自分がつながっているなんて、素晴らしいことだと思いませんか?

4年生の教室では、「1年生のときこんなこと書いてたわー!」「今の方が字が上手やから比べてみて!」と楽しそうに見せてくれました。3年前を振り返ってこの盛り上がりです。高校生になったときの彼らが、小学1年生を振り返った時のどのような反応をするのか、今から楽しみです!

 

 

みんなが使う場所だから

先月から、明倫小学校の廊下の風景はこれまでと違っています。どこが違うかというと、学校中の廊下の中央にペットボトルが並んでいます。

校外から来られたお客さんからは、「これは何ですか?」といつも尋ねられます。

これは、環境委員という委員会が考えた、「全校のみんなが安全に廊下の右側を歩く」という目当てを達成するために考えた取組です。効果は抜群!ペットボトルが並ぶ前と後では、明らかに廊下を歩く子どもが増えました!取組を考えた委員会の児童も素晴らしいですが、一生懸命考えた取組に応えようとする児童もまた素晴らしいです!

さらに素晴らしいのは、ペットボトルを倒してしまったときに、そっと元に戻す姿!全校のみんなが使う場所だから、みんなが気持ちよく過ごせるように考えることができる明倫小学校はとても素敵です!!

 

「みんなで」答えに辿り着くまでの道のりを楽しむ!

多角形の内角の和が何度になるのかという算数の授業がありました。

答えを教えるのは簡単です。そして、それを覚えることで学習の目当てが達成できたといえるのかもしれません。しかし、本来の学習の楽しさとは、他にあるのではないでしょうか。

「◯角形の内角の和は◯◯度」という答えではなく、「なぜそうなるのか」「自分はどのように考えたのか」「友達はどのように考えたのか」を、伝えあっていました。

友達の説明を聞いているうちに、「そっちの方が分かりやすい!」「なるほど!」という人も増えていました。一人で学ぶのではなく、みんなんで学ぶ良さがここにあります。

みんなで学び合うことの素晴らしさを様々な場面で感じられるとよいですね!

 

夏祭り楽しいな!

1年生では、生活科において、夏と仲良くなることを目的として「サマーフェスティバル」を企画しました。全てのグループで「水」を使ったお店を出し、遊びを工夫して友達を楽しませていました。

職員室の先生にも招待状が届き、子どもも教師もみんなで楽しむことができたサマーフェスティバルでした★

水を使って夏と仲良くなろうと考えた学習でしたが、夏とも友達とも仲良くなれました!

↑こちらは、金魚すくいコーナー。限られた道具でポイを上手に作っていました。
↑絵具でジュースを作成中。間違えて本当に飲んでしまいそうな色もありました。
↑的当てゲーム。校長先生も真剣です!景品も素敵でした。
↑行列ができました。しっかり並んで順番を決めて楽しめるところがいいですね。

↑水鉄砲でお化けをやっつけるコーナー。アイデアが素晴らしい!